価格と価値の話

皆さんはものを買うとき、どういうステップで購入しますか?おおまかにはこんな感じだと思います。

  1. 認知(気付き)
  2. 検討
  3. 決定
  4. 決済
  5. 購入後評価

上のグラフを見てください。

価格と価値との線があります。

X軸(横の線)は時間軸です。時間の経過と考えてください。

Y軸(縦の線)は大きい、小さいの量です。

価格の線、価値の線を書きました。

  1. その商品の存在に気づきます。これが0から1の段階です。
  2. 検討段階です。他のいろんな製品を比べたり、比較している段階です。このゾーンを「Coolゾーン」といいます。まだ冷静さを保てている状態です。この時点で重要なことがあります。「価値が価格を上回る瞬間」つまり、「これだけの製品に対してこの価格は安い買い物だ!」と思えるタイミングが訪れます。これを「メルティングスポット」と呼びます。まさに脳がとろける瞬間です。脳がとろけてしまうと、「Hotゾーン」に突入してしまいます。
  3. 購入を決定します。当然です。この価格なら安い!と自身で判断したからです。
  4. お金を支払います。
  5. 購入後、使ってみますが、この段階では、自分の意思で購入しているわけなので、当然良いところしか見えません。

商品によっては、購入後、使ってみてだめな場合もあるでしょう。その場合、価値の線が下がってきます。それは(自分にとって)悪い商品だったということになります。

具体例を挙げます。しかも体験談です。

自然派な僕は、以前、薪ストーブがほしいと思っていました。

  1. 存在に気付き薪ストーブ生活にあこがれます。
  2. 色々な製品をネットで見ていきます。その頃見ていたストーブは、せいぜい10万前後のものでした。ネットで調べていった時、ある日衝撃を受ける製品に出会います。「ネスターマーティン」というベルギー製のストーブです。しかも本体だけで50万もします!施工合わせて120万くらいもします!しかし!このデザインを見ると値段などどうでもよくなってしまいます。調べると薪ストーブは鉄の鋳物ですので、ちゃんと維持すれば20年30年も耐久性があります!これなら長い目で見ると安い。まさに脳がとろけた瞬間です。
  3. 買ってしまいました!見積もりを取り、家に穴をあけて業者さんに施工してもらいます。「家に穴をあけるとは何事か!」「私は認めた覚えはない!」と家族は激怒しています!(泣)
  4. お支払いしてしまいました。
  5. あまりにも気に入って、危険物乙4の免許までとり、販売代理店にもなっちゃいました。薪ストーブを中心にライフスタイルが変わり、冬から夏にかけて薪割り生活になりました。チェンソーもだいぶ上達しました。最初反対していた家族も、焼き芋焼いたり、薪ストーブを囲む会をやったりと、薪ストーブを中心にライフスタイルが変わります。「あの時怒られた僕はなんだったんだろう」と頭をよぎりますが、結果オーライです。

nesterという流れです。いろいろ突っ込みどころもあろうかと思いますが(笑)

これがその時のストーブです♪

なお、「Coolzone」「Hotzone」「Meltingspot」は僕が今思いついた造語です♪

商売を志す場合、自分自身の購買行動を、「今自分は(もしくはお客様は)どの地点にいるのか」という意識で客観視すれば、いろんな気づきがあります。ぜひこのグラフを意識してみてくださいね。

衝動買いをしてしまわないよう、今は脳がとろけない様に、なるべく余分な情報は入れないようにしています(笑)

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