商品開発

動き、出会い、コラボが生まれる

昨日は遠くから、ある知名度の高いブランドメーカー社長が、山口の弊社まで足を運んでくださいました。

2年前、僕のデザインしたアナトラを、オートサロンというカスタムカーショーに出展した際、斜め隣のブースに出展されていたのが、その会社のショーカーで、そこからゆるく交流がありました。   かといって具体的なアクションは無かったのですが、先日思い切ってそちらのスタッフさんへFBメッセンジャーで、具体的な投げかけをしてみたところ、その方が自ら遠く山口までお越しくださいました。

その後私もそちらの会社へ直接おじゃましました。そして本日はじめて、社長さんが弊社を訪問してくださいました。

これまでの、その会社のブランドの成り立ちと、今後の事業構想、今の相手のキャパではできないが、協力して製造キャパを拡張できれば、こういう仕事も創出することができる、というなげかけを頂き、こちらも、その会社の製品を見ながら、「このコスト内でできることは、このくらいです」「一方、弊社の技術とアイデアでこうった付加価値をプラスした別商品をつくってはどうでしょう?」と、前向きなご提案をいたしました。

最初はお互いさぐりながら、見えない手を何十手も出しながら、空中戦をしているかのような話でしたが、最後には具体的名な価格の話まで、ある程度詰めをしました。

その後、地元のホテルあけぼのさんへお送りし、ホテル一階にある地元の人気店「和タリアン良's」さんでお食事。 いろんなお話ができましたが、その社長は僕よりも10歳以上、業界経験では15年くらい上の大先輩。

いろんな過去の貴重な経験を教えてくださいまして、交流会というよりは先生と生徒の授業といった感じでしたが、それはすごく貴重な時間でした。

一緒に食事をしたうちのスタッフも、とても喜んで感激していて、こちらもうれしかったです。

そもそも、「自社でオリジナルの車を作ってショーで発表しよう」という決意がなければ出会えなかったわけで、動けば世界が変わると改めて感じた次第です。

また、大事なことは、「自社のステージが相手のステージと近かった」こともあります。

重要なのが、コラボを成立させる場合、相手におんぶで抱っこではコラボとして成立しませんし、そもそも自社の名前を出すことが迷惑になります。

自分たちでそこまで這い上がってきたこと、思い切って背伸びしてショーに出展したこと、そして認めて声をかけてもらえた事。

時間はかかりましたが、信頼を得るということほど貴重な事はありません。

今後はご迷惑をおかけすることの無い様、社内全員が精進していかなくてはいけません。 これからどのような関係ができるかは、こちらの技量と提案次第だとは思いますが、全力でがんばろうと思います。

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