ブランドを考える際、複数ブランドを扱う場合は、住み分けを考えます。
<例>従来行ってきた「ユアブランド」では「国産車向けのシートカバー」等インテリアパーツの製造販売を行ってきました。
主にPVCレザーでの製品を扱っています。
車好きのSNS「みんカラ」内レビューも多く頂いています。
それに対し、「アルジュ・ジャパン」というブランドを別途立ち上げています。
こちらでは、「欧州車パーツ」「素材は本革・アルカンターラがメイン」という立ち居地で、ハイエンド商品の位置づけです。
シートのパターンもより凝った仕様で型起こししています。
外が本革、内側がアルカンターラ(高級スエード)で製作した、イタリア車ABARTH500インテリアです。
商品素材、製法(パターンの複雑さ)、対象車種、などを考えて、住み分けをしながらブランディングを考えます。
これは自動車パーツの例ですが、従来当たり前と思っていた自社商品が、工夫することで、より付加価値の高い市場へ打ち出すことが可能になります。
また、同類のライバルが多い商品群の棚に一緒に陳列するのではなく、まったく別カテゴリーに切り込むことが出来ないか、あたまを柔らかくして、日ごろから色々な分野に興味をめぐらせ、試行錯誤することが重要になります。
工業、農業、食品製造業、さまざまな分野においてヒアリングを行い、アドバイス、戦略立案が可能です。