ネーミングはとても大事です。本質をあらわすネーミングが必要です。
世の中には多くの商品が星の数ほどあふれています。その中で、どう目立つか?目立ってナンボです。
関西圏の方は目立ちたがりが普通なようですが、地方は目立つとたたかれたり、アホ扱いされます。
例えば冒頭写真の「カブトムシゆかり」さん(写真は公式サイトから引用)
今日TVで見ましたが、カブトムシのことを熱弁してました。
最近メディアでちょいちょい目にするようになりました。いまからブレイクしそうです。
オフィシャルホームページも「虫とワイシャツと私」で、かなりの強烈オーラを放っています。
例えば「さかなくん」
今ではメジャーになりましたが、初期の頃は「えっ?大人なのに、なんなん?さかな君とか?なんであんな被り物してるん?変な人じゃ?」なんて声があったんじゃないでしょうか?
今では日本の漁業界を引っ張っていく存在になっています。メディアで見ない日はないほどですし、かならず魚のことを語っています。
例えば、和歌山のみかん社長 (写真は公式Twitterから引用)
メディアで目にすることも何度かありますし、ビジネス界では、みかんを山ほど売った男としてかなりいろんなところでお噂を耳にします。
このスーツ、オレンジ、すごすぎます。
それぞれ、何が共通項でしょうか?
それは、○○「なのに」○○ という意外性です。
カブトムシゆかりさんの場合は 「かわいいアイドル」なのに「なまえがカブトムシ」
さかなくんの場合は「大人」なのに「かぶりもの」&「さかな君という名前」
みかん社長の場合は「ビジネスマンで社長」なのに「全身オレンジ」
という「意外性」と「思わず引くぐらいのインパクト」をかもし出しています。
何が重要でしょうか?
それは「ネーミング」と「自分の見せ方」だけで注目してもらえ、興味を持ってもらえ、マスコミに面白がってタダで取り上げてもらえるわけです。
タダでと書きましたが、普通の視聴者の方はご存じないかも知れませんが、TV電波は企業が時間で枠を購入してCMを入れたり、番組ごと枠を買ってスポンサーになっていたりします。何十万、何百万という金額です。ネーミングと打ち出し方だけで、それに匹敵する結果となっているわけです。
今回は、人間自身が商品の場合ですが、これは売るものが、地場産品の食品でも、サービスでも一緒です。
先日驚いたのは、セキュリティソフトで、外部からのアタックを可視化するソフトで、「攻撃見える君」というものがあり、これはやられたと思いました。サイトを見るとキャラがないけど、キャラ化したらもっとインパクトがあるんじゃないでしょうか。
「草刈り機まさお」なんかもパンチ効きすぎですよね!リンク先をみたら驚きます。ネーミングのパロディ農機というカテゴリーまで出来てきています!
面白いネーミングやキャラクターで世に知られている人・会社は、重要なことですが「狙って」そうしています。これは商品でも一緒です。商品名やパッケージをチェンジしてリニュアルしたとたん売れ出すこともあります。芸能人が改名してキャラチェンジし、ブレイクすることもよくありますよね。
いうわけで、私も自分をどう打ち出すかを2日間、考えまして、
「下請け脱出マサキマン」というネーミングを自分につけ、キャラをイラストレーターで自作しました。
「社長」なのに「マサキマン」。「おっさん」なのに「キャラ化」。とっちゃん坊やのキャラを自分で描いてみました。
早速周りからは「なんなのコレ?」「自分を打ち出して政治家にでもなるのか?」「幼稚っぽい」といういろんな声が・・・周りの人ほぼ皆が非難しだしましたが、ある意味スタートとしては定例パターンかもしれません。
ちなみに、息子に見せたら、「ブハハ!」と喜んでくれた上で「ちょびヒゲとほくろが足りん」という指摘をくれましたので、追加しました。マサキマンをiPhoneで撮影して、昨日ダウンロードしたimovieで応援動画まで作ってくれました。子供の技術習得は速いですね。
絵の意味ですが、自身の体験と売りをまとめてキャラ化しています。
弊社は20年かけて、下請けの仕事から、コアを見つけ、ついに自社オリジナルの事業を見つけて軌道に乗ったわけですが、
ダイヤモンドは「企業のコア技術」、箱から脱出は「下請け脱出」、上に向かって飛んでるのは「会社の成長」を表しています。
マンとつくのはもちろん「アンパンマン」や「スーパーマン」とかけています。
といった感じで、今は自分にしか伝わらない、非難囂々のこのネーミングとキャラですが、自身が自社を導いてきたノウハウで、日本の多くの中小企業様とタッグを組み、自社のコアを見つめなおし、再発見し、新たな商品で新たな市場を作り出していく、そのお手伝いをしていきたいという熱い思いを持っています。
ネーミング、打ち出し方はとても大事で、重要なことは、「自分、身内、知人」以外の第三者に興味を持ってもらう、気づいてもらうことです。もちろん、認知してもらった先にある商品なりサービスが良いものでないと、その先はありません。
ネーミング、ブランディング、ポジショニングのことなら、マサキマンにお問い合わせください。
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